当院では、平成31年4月よりオリンパス社製の最新内視鏡システムであるEVIS EXERA Ⅲを導入いたしました。
ハイビジョン画像での観察が可能となり、また微細な病変を診断するのに有用な狭帯域光観察(Narrow Band Imaging:NBI)を利用することができるようになりました。
ファイバーは胃カメラを2本採用し、1本は経鼻内視鏡で初のハイビジョン画像観察が可能なGIF-H190Nを導入しました。もう1本は経口用のGIF-H190ですが、鎮静剤を使用して苦痛の少ない検査が可能です。
また、これまで当院で施行できなかった大腸カメラも可能となりました。こちらもPCF-H190DIという細いファイバーを採用し、苦痛の少ない検査が可能です。健診で便潜血検査が陽性になった方、あるいは便に血が混じるといった方は是非検査を受けてください。
大腸ポリープを認めた場合は、日帰りで切除も可能です。
経鼻ビデオスコープ
大腸ビデオスコープ
令和2年1月31日より、新しくなったCT装置マルチスライスCT「Aquilion Start」を導入しました。
マルチスライスCT「Aquilion Start」は、検査中の事故を未然に防止。無理のないポジショニングが可能です。
ワイドボア780mmに加え、天板幅470mm、最低高312mmの安心安全な寝台設計です。
マルチスライスCT「Aquilion Start」で、レントゲンで見えなかった部分を診る、3次元画像診断
マルチスライスCT「Aquilion Start」で、レントゲンと同等線量を目指した、低線量技術
被ばく線量を最大50%低減できる新世代プラットフォームガントリPUREViSION Optics-i
被ばく線量を最大75%低減できる逐次近似画像再構成 AIDR 3D Enhanced
最後になりますが、最新のこの装置を使い、質の高い医療を提供できるよう尽力いたします。
CTは、X線を使用して体の内部構造を断面画像として撮影する医療検査です。通常のX線より詳細な情報を提供し、腫瘍、骨折、内臓疾患などの診断に活用されます。また、短時間で広範囲を撮影できるため、緊急時や精密検査に適しています。
経鼻内視鏡は。鼻から挿入する細い内視鏡で、胃や食道の状態を観察する検査です。不快感が少なく、会話が可能です。
胃内視鏡(経口内視鏡)は、口から挿入する内視鏡で、より詳細な観察が可能で、胃炎や胃がんの診断に広く用いられます。
レントゲン(X線検査)は、X線を利用して体の内部を画像化する検査です。
骨折や肺炎、関節の異常などの診断に用いられます。短時間で撮影でき、痛みを伴わないのが特徴です。
動脈硬化の検査ができます。
動脈硬化は高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症・ストレス・喫煙・肥満などが動脈硬化を高める原因となります。
動脈硬化症を放っておくと、脳出血・脳梗塞・狭心症・心筋梗塞・閉塞性動脈硬化症を起こすリスクが高くなります。
検査時間:10分程度 痛みはありません。
動脈硬化の検査になります。
両手・両足首の4箇所の血圧を同時に測定するだけで検査をすることができます。
検査時間:5分程度 痛みはありません。
利用者さんが安心して過ごせるよう、快適な空間づくりを心がけています。明るく清潔な病室は、落ち着いた雰囲気で、療養中もリラックスできる環境を整えています。
医療機器や介護設備を完備し、安全かつ適切なケアを受けられるよう配慮しています。
利用者さんの健康管理と安全を支える重要な拠点です。看護師が常駐し、体調の変化や緊急時にも迅速に対応できる体制を整えています。医師や介護スタッフと連携し、一人ひとりに適したケアを提供。服薬管理や医療処置のサポートも行い、安心して療養できる環境を整えています。いつでも相談できる安心のスペースとして、きめ細やかな対応を心がけています。
利用者さんやご家族が気軽に会話を楽しめるくつろぎの空間です。温かみのある雰囲気の中で、リラックスしながら交流を深めることができます。また、スタッフとの相談や情報共有の場としても活用され、安心して過ごせる環境を整えています。日差しが差し込む明るい室内で、穏やかなひとときをお過ごしいただけます。