

2026年10月4日(日)、法人全体研修を開催しました。
普段は別々の事業所で働いている医療・介護・管理の職員が一堂に会し、
法人理念「その人らしくを最期まで」について改めて考える一日となりました。当日の様子をご紹介します。

「職員が当たり前に行っている一つひとつの関わりが、ご利用者様の生活を支えている」
院長はそう語ったうえで、利用者さんを支える職員自身が、安心して働けることが欠かせないと話しました。
組織として職員の声を拾い上げる仕組みをつくるとともに、院長自身も一人ひとりの思いに耳を傾けていきたいという言葉が印象的でした。
医療事業本部からは、訪問診療を中心とした医療と介護の連携について報告がありました。
外来は日々の診療の中で変化に気づき、病棟は状態が悪化したときに一時的に受け入れて整え、在宅は本人の希望に沿って自宅での生活を支え続けます。
それぞれの役割を理解して連携し、その時々の患者さんの状態や希望に合わせて療養の場を選べる、切れ目のない体制を目指すというお話でした。
新しい分野への対応や、地域の医療機関・事業所との連携強化についても方針が示されました。
「患者さんやご家族の幸せを支えるには、職員自身も幸せに働けることが大切」ということ。
感謝を言葉にして伝える、困ったことを一人で抱え込まない、仲間の小さな工夫を認め合う。
こうした日々の小さな行動の積み重ねが、「ここで働いてよかった」と思える職場につながると呼びかけられました。
介護事業本部からは、各事業所の所長・管理者から聞き取った実践事例が紹介されました。
どの事例にも共通していたのは、職員が「この方のために自分に何ができるか」を考え、行動していたことです。
今後は行事や目立つ成果だけでなく、日々の業務の中にある工夫も見つけて法人全体で共有していく方針が示されました。
一人ひとりの「自分にも、何かできる。」という小さな一歩が、事業所から法人全体へ、そして地域へと広がっていくように。
利用者さんとご家族、地域の皆さまに安心していただけるよう、職員一同、これからも一つひとつの関わりを大切にしてまいります。
管理本部からは、法人の"次の30年"に向けた取り組みについて発表がありました。
柱は「ご利用者様一人ひとりを支えること」と、「そのための業務環境や組織の仕組みを整えること」の2つです。
必要な情報や書類を探す時間、手続きの進め方に迷う時間が積み重なると、本来いちばん大切にしたいご利用者様への支援に影響が出かねません。
そこで、法人内の情報をまとめて確認できる仕組みづくりや、手順と進捗の見える化を進めていきます。
「仕組みは現場の声を聞きながら改善していきたい。実際に業務をしている皆さんの意見を教えてほしい」という言葉もあり、
管理部門が現場を支えていく姿勢が伝わる発表でした。
後半は、所属チームごとに集まってグループワークを行いました。
テーマは、ここまでのお話を聞いて「自分と重なる部分」「自分なりに変えていきたいこと・やってみたいこと」
日々の業務を振り返りながら、新しい気付きや取り組んでみたいことなどアイデアが活発に交わされ、会場のあちこちで話し合いが盛り上がっていました。
今回の研修を通して、「その人らしくを最期まで」という理念は特別な取り組みの中だけにあるものではなく、
毎日の声かけや会話、職員同士の支え合いの中にあるのだと改めて実感しました。
ご利用者様とご家族、そして地域の皆さまに安心していただけるよう、職員一同、これからも一つひとつの関わりを大切にしてまいります。
