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ほほえみ劇団『さばくミーア』初舞台実施

ほほえみ劇団『さばくミーア』初舞台実施

  • 地域連携室

ほほえみ劇団『さばくミーア』初舞台実施

ほほえみ劇団『さばくミーア』初舞台実施

日付:2026/8/25(火)

場所:デイサービスほほえみ開明


当日の様子

2025年に結成した「ほほえみ劇団」は、このたび初舞台となるパペット演劇公演を実施しました。
当日は幼児17名、子どもと大人を含めて58名が来場し、多くの皆様に見守られる中での初公演となりました。

第一部では、地域で長年活動を続ける「樹の風」の皆様による合唱を披露していただき、
会場を温かな雰囲気で包んだ後、第二部のパペット演劇へと移行しました。
開演前の舞台裏では、出演者の緊張感が漂う一方、客席からは作品への期待が感じられました。

 

演劇が始まると、「樹の風」による伴奏や効果音が場面の展開を支え、物語に臨場感を与えました。
等身大のワシが登場する場面では、会場の空気が一変し、緊張感が高まりました。
その一方で、観客からは思わず笑いが起こり、子どもたちの率直な反応や会場からの声が、舞台の展開をさらに豊かなものにしました。
終演まで大きな混乱もなく、予定どおり公演を実施することができ、出演者の表情には明確な達成感が見られました。

 

演者の目線から見えた舞台

舞台上から見た子どもたちの真剣な眼差しは、出演者にとって大きな支えとなりました。
準備や練習の過程で感じてきた負担や不安も、子どもたちが物語に集中し、声援を送る姿を目の前にすると、舞台に立つ意味を改めて実感するものとなりました。
会場からの応援が大きくなるにつれ、その声が出演者の緊張を和らげ、次の演技へ向かう力に変わっていくことを実感しました。

 

出演者の多くは、「人前に立つことが苦手」「演劇の経験がない」と話していました。
自分の人生の中で舞台に立つことを想像していなかった方も少なくありません。
それでも週1回、約半年間にわたる練習を継続し、「樹の風」との合同練習も月1回実施しました。
当日もリハーサルと最終確認を重ね、限られた時間の中で準備を進めました。

中には、さまざまな事情から役を降りた方もあり、体制の見直しが必要となる場面もありました。
しかし、その都度、残ったメンバーが役割を補い合い、公演に向けて準備を続けました。
この経験を通じて、作品のテーマでもある「絆」は、舞台上の物語だけでなく、実際の活動の中でも育まれていったと感じています。

 

パペット演劇に寄せる思い

今回の公演は、劇団としての到達点ではなく、今後の活動を始めるための第一歩です。
今後は演目の充実、出演者の拡充、操演技術や演出の向上に取り組み、継続的な活動につなげていきたいと考えています。

私たちが目指すのは、「劇を通じて人生を楽しむ」ことです。
パペット演劇には、人間の俳優だけでは表現しにくい動きや存在感を生み出し、現実と創造の境界を越えた世界を観客と共有できる可能性があります。
また、デジタル化が進む時代だからこそ、同じ会場で演者と観客が時間や感情を共有する「生の舞台」には、独自の価値があります。

 

子ども向けの作品であっても、表現に妥協することなく、演者一人ひとりが真剣に舞台へ向き合うことを大切にしていきます。
経験の有無にかかわらず、それぞれが力を持ち寄り、協力することで一つの作品を形にする。
その過程そのものが、パペット演劇の大きな魅力であり、私たちが今後も活動を続ける理由です。

 

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